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★ SKID ROW ☆ S.R. vol.345 -the emotions- * Side-B-4 [SKID ROW]


SKID ROW ~ Get The Fuck Out  (Live at WEMBLEY STADIUM 1991)



(↑) ワールド・ツアー \(^o^)/ (↓)




SKID ROW ~ Get The Fuck Out  (Lie at 武道館 1992)



商品の詳細
(Amzon )
SKID ROW『SLAVE TO THE GRIND』(1991)



意外にも「アルバムの世界同時発売」という歴史は新しくて、1989年の THE ROLLING STONES の『STEEL WHEELS』が初めてだったと思います。

その年にストーンズがロックの殿堂入りを果たしたということがあるのかも知れませんが、時代はちょうどベルリンの壁の崩壊、そして 1991年のソ連の自滅(笑)に伴ってグローバル(世界規模)が叫ばれるようになった変動期でした。

イギリス BBC のヒットチャートは北欧も含むヨーロッパ圏が主ですが、アメリカ Billboard のヒットチャートは世界を網羅しています。

それをいち早く取り入れ、時にはそのアメリカに先んじて新人を見つけ出して世界に送り出していたこの、日本の、洋楽シーンが、頂点に達していたのも 1990年前後です。

それを証明するかのような、1989年デビューの新星 SKID ROW の 1991年のイギリス・ロンドンでの熱狂と、翌 1992 年の日本武道館での熱狂。

武道館での動画の冒頭で、セバスチャンがステージから「マサ・伊藤」に感謝を述べています(↑)

それが今はどうでしょう・・・

確かに 1990年前後に第Ⅱ期ロック黄金時代を迎えたロック・シーンは、1991年のニルヴァーナの登場に代表されるグランジ・オルタナティヴ・ムーブメントで一気に下火になり、世界的な一流バンドでさえ、小さな町のホールで細々と・・・

といった光景も展開されてはいましたが、「流行は繰り返す」のことわざ通り、一時的なグランジ・ブーム、瞬間的なブリット・ロック・ブームが過ぎ去ると、2000年頃から、HM/HR は再びシーンに戻り始めました。

しかし、この日本には、BON JOVI をいち早くプッシュして世界に送り出した音楽レベル、はたまた Rock in RIO の熱気、そして「世界同時」というシーンが戻りませんでした。

なぜでしょう。

上の 2 つの動画を見ていると、「日本、どこかまだ変だよ」と思わずにいられません (^^;




STORM SERIES ―もくじ―
(psycho-country.blog.ss-blog.jp/2021-02-28 )
S.R. vol.345 ☆ Side-B
(psycho-country.blog.ss-blog.jp/2015-01-26-4 )


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