SSブログ
HELLOWEEN ブログトップ
前の1件 | -

★ HELLOWEEN ☆ S.R. vol.2' * Side-B-3 [HELLOWEEN]


HELLOWEEN ~ Save Us


マイケル・キスクが
PARTⅠ』(1987) でデビューしたのは18歳でした。

ポップソングじゃないですからね、大天才です。
態度がデカクなったとしても仕方がなかったかも? (笑

それにしても、「しゃ、しゅ、しゅ、しぇ、しょ」
という歌い方が気になるんでしゅけど (^^;




商品の詳細
HELLOWEEN
『KEEPER OF THE SEVEN KEYS PARTⅡ -守護神神伝第Ⅱ章-』(1988)

(Amazon )



HELLOWEEN

HARD & HEAVY』より


80年代中盤、ドイツのヘヴィメタル・シーンを活性化させ、 優れた後続バンドを排出させた偉大なるバンド、「ハロウィン」。

そもそも “ジャーマン・メタル” というイディオムが定着したのも 彼らの成功に負うところが非常に大きかったと言える。


そのジャーマン・メタル・シーン確立の立役者、ハロウィンの萌芽は、 1978年に「カイ・ハンセン (Vo/g)」が始めたカヴァー・バンド、 「ジェントリー」に見ることができる。

ブラック・サバスやユーライア・ヒープ の曲をプレイしていたというこのバンドは、NWOBHM 勃発を機に「セカンド・ヘル」と改名、 「マーカス・グロスコフ (b)」と「インゴ・シュヴィヒテンバーグ (ds)」を加え、 徐々にわれわれのよく知る陣容が整ってくる。

時に1980年のことであった。


さらに 1982年には「アイアン・ファスト」とバンド名を変え、 「ジェントリー」以来のギタリスト、「ピーター・シリック」(その後、GAMMA RAY のスタッフ)から 「マイケル・ヴァイカート」にメンバー・チェンジ。


そして遂に 1984年にバンドは「HELLOWEEN」と名乗って、 ドイツの新興インディーズ・レーベル「ノイズ」がリリースした『デス・メタル・コンピレーション』に、 “オーンスト・オブ・ライフ” と “メタル・インヴェイダーズ” の 2曲を提供、 翌 1985年に、5曲入りミニ・アルバム『HELLOWEEN』でデビューを飾った。


その半年後に早くも「ハリス・ジョンズ」をプロデューサーに迎え制作された ファースト・フルレンス・アルバム『WALLS OF JERICHO』を発表。

その当時は荒々しい音像と、疾走感溢れる作風から スラッシュ・メタルに分類されることも少なくなかった彼らだが、 今、改めてこのアルバムを聴けば、まさにこの作品こそ、 “メロディック・パワー・メタル” の楚を築いた記念すべきアルバムだという事実が浮かび上がってくる。

オープニング・テーマから、ファースト・チューンがメドレーで切り込んでくるというパターンをポピュラーなものにした(その後にリリースされるドイツのバンドのアルバムを聴けば明白) のをはじめ、 アイアン・メイデンやジューダス・プリーストをお手本にしながらも、よりメロディックなフレーズを連発するツイン・リードのアレンジなど、 この時点で既に HELLOWEEN は、伝統を受け継ぎながらも、これまでになかった新しいヘヴィ・メタルのスタイルを呈示していたのだ。


そして、そのスタイルを完全なるものとし、 高らかに “メロディック・パワー・メタル革命宣言” をアピールしたのが、 12 インチ・シングル『ジューダス』を最後に 4人編成に別れを告げ、 専任ヴォーカリストに弱冠 18歳の「マイケル・キスク」を迎えて制作された 1987年リリースの『KEEPER OF THE SEVEN KEYS PARTⅠ』―守護神伝第Ⅰ章―
だった。

どちらかといえば線が細く不安定だったカイ・ハンセンのヴォーカルと比べ、 マイケル・キスクのその広い声域を活かしたクリアなトーンで歌い上げる唱法は、 HELLOWEEN が体現しようとしていた ドラマティックかつメロディックなヘヴィ・メタルに、はまりすぎるほどはまっており、この名盤の完成度の高さに大きく寄与した。

案の定、この作品を機に彼らの人気は爆発、同年、来日を果たし、ファンの熱烈な歓迎を受ける。


翌 1988年、『KEEPER OF THE SEVEN KEYS PARTⅡ』-守護神伝第Ⅱ章-を発表。

メイン・コンポーザーが前作までのカイ・ハンセンから、マイケル・ヴァイカート (=ヴァイキー) に移行するも、 もともと 2枚組でリリースするというプランもあった(後に日本再発盤で実現)コンセプト作だけに、 オープニング~ファスト・チューン、10分を超える大作と、
同様のアプローチと同様のクオリティを備えた名作となり、ファンを狂喜させた。

が・・・・


「が・・・」の後は、ハロウィンのファンになれば自然と分かる、かも? ですw

私は、ハロウィンを知った時には、すでに GAMMA RAY のファンでしたから 別にハロウィンのファンにはなりませんでしたけど、なんとなく分かりました(^^;

で、2000年頃からメタル・シーンを席巻した「スカンジナビアン・メタル」。

その頃から HM/HR のファンになった若者は ナイト・ウィッシュ とか ソナタ・アークティカ とかいったファンが多いですが、 その基本はジャーマン・メタルですから、 この「守護神伝Ⅰ& Ⅱ」あたりをまだ聴いていなかったら、是非、参考としてお耳に入れてみて下さい。





HELLOWEEN ~ Walls Of Jericho / Ride The Sky (1985)




HELLOWEEN ~ Helloween (1987)




STORM SERIES ―もくじ―
(psycho-country.blog.ss-blog.jp/2021-02-28 )
S.R. vol.2' ☆ Side-B
(psycho-country.blog.ss-blog.jp/2015-01-18-3 )


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:音楽
前の1件 | - HELLOWEEN ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。