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★ PAUL MAURIAT ☆ S.R. vol.348' -No Conception- * Side-A-1 [PAUL MAURIAT]


PAUL MAURIAT ~ Penelope -エーゲ海の真珠-



動画に使ったのは 19世紀の絵画で『朗詠するホメロス』。

諸国を遍歴して、竪琴を弾きながら路上でうたうホメロスと、
それに聴き入る人々を描いたものだそうです。

〔ペネロペ〕のポール・モーリアのオリジナルは、ブラスが超・元気で(笑)
イマイチ、私のイメージと違うので、テープに入っていた演奏を使いました。

オリジナルでは甲高い女性のハミングが入っている部分が、
これはやさしいフルートの音色になっています。




エーゲ海の真珠~ある愛の詩
(Amazon )
PAUL MAURIATPENELOPE』(1971)



2013-07-14-01.jpg
【妻ペネロペイアと息子テレマコス】

紀元前 450年頃の陶器に描かれていた。

ペネロペイアは、「ダンナはとっくに戦死しちゃったぜ」とか言って言い寄る求婚者に対し、オデュッセウスの父の棺衣を織り上げるまでは応じられないと言って追い払う。

しかし、昼はせっせと機を織っていても、じつは夜になると、それをほどくのを続けて、オデュッセウスの帰りを待っていた。


オデュッセイア』 Odysseia
(紀元前 8 世紀中頃~後半)

10年間にわたったトロイア戦争からの帰路で漂流したオディッセウスの、その後を描いた、冒険痛快活劇漫画!!

あれ? 叙事詩ですw

イタケ島という、ギリシアの左端の沖合いにある、ちっこい島の英雄オデュッセウスは、故国を離れてからすでに 20年目になるが、女神カリュプソの島に引き留められていた。

イタケに残った妻ペネロペイアには多くの求婚者たちが再婚を迫っていて、オデュッセウスの家畜や葡萄酒を浪費して飲み食いしていた。

オデュッセウスの息子テレマコスは、女神アテナに促されてイタケ人たちの集会を開き、求婚者たちの横暴を訴えた後、父の消息を求めて旅に出る。

オデュッセウスは神々の助けによってカリュプソの島から出発し、パイエケス人の島に辿り着く。

そこで彼は、トロイアを発ってから巨人や怪物たちなど様々な危難に遭遇しながら漂流し、部下たちを全て失った次第を物語る。

イタケに帰還したオデュッセウスは、正体を隠し、乞食に身をやつして復讐の機会を伺う。

そしてテレマコスたちと協力して、ついに求婚者たち全員を殺した後、ペネロペイアに正体を明かして夫婦の再会を遂げる。


[ー(長音記号2)][わーい(嬉しい顔)][ー(長音記号2)]
ということで、「オデッセイ」というと、真っ先にイングヴェイが浮かんで、次に、きっとイングヴェイのファンがネーミングしたに違いないと思う、トヨタとホンダの車が浮かんじゃう私ですwww

ところでこのギリシア神話は、いつ頃の話だと思うって、今から 2700年くらい前の神話だそうですけれど、その神話に感動したドイツの少年が、その後、本当にトロイの遺跡を発見しましたね。

ということは、日本の神武天皇の神話も、「架空のでっちあげだ」と、のたまうヤカラがいますけど、実は本当の話かも知れないじゃないですか。

神武天皇が日本国を築いたとされる紀元 1年から、今年で 2673年なのですから。

なんて話をしてないで音楽に行きましょうね!!

ポール・モーリアというと私は真っ先に、ジェフ・ベック・グループの「恋は水色」が浮かびますw

まだハード・ロックが一般的ではなかった頃だったので、そういったソフトな曲も入れないとアルバムが売れなかったという苦労話ですが、予想以上に、それが大当たりしちゃったという曲ですw

じゃあ、他の曲はどんなだったかというと・・・ (↓)





JEFF BECK GROUP ~ You Shock Me (1968)
            ― WILLIE DIXON (1968)



この曲は 8分以上もあるのですが、
私みたいな短気な人が(笑)
一部をピックアップしてくれていたので、それを。

これが例のジミー・ペイジらにショックを与えて(!)
レッド・ツェッペリンの
不気味な(!)ファースト・アルバムが生まれたという、
原本ですねw

で、こんなのばっかじゃレコードが売れないというので、
「恋は水色」なんかをオマケにつけていたワケです。






JEFF BECK GROUP ~ Love Is Blue (1968)
            ― PAUL MAURIAT



シングルがけっこう出てiたみたいですね!!

というワケで話がロッド・スチュワートあたりに飛びそうなので
ポール・モーリアに戻しますw

日本でも一世を風靡したポール・モーリアの曲の中では、
私は水色より蒼の方が好きです (^^;






PAUL MAURIAT ~ Nocturne -蒼いノクターン- (1968)




STORM SERIES ―もくじ―
(psycho-country.blog.ss-blog.jp/2021-02-28 )
S.R. vol.348' ―No Conception― ☆ Side-A
(psycho-country.blog.ss-blog.jp/2015-04-18-6 )



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